エンドゲーム観るまで精神がエンドゲーム。【ネタバレなし】
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てきました。
公開初日、地元の映画館初回です。
ここでは特にネタバレに触れるつもりはありません。なんとなくブログでも書こうと思っただけです。
思い返せば2008年に公開された『アイアンマン』から始まった”マーベル・氏ネマティック・ユニバース(MCU)”。ハルク、ソー、キャプテン・アメリカとマーベルヒーローを扱った作品が続々公開され、それらが少しずつ繋がっていき、今に至ります。
正直、10年前はここまで一大エンターテイメントになるとは思いもしなかった。「へー、いろんな作品が繋がってるんだ。おもしろっ。」くらいの感覚でした。
それがいまやマーベルを知らない人でも、なんとなくいろんな作品が集まって凄いことになってることは知ってたりする作品群になっています。
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でヒーロー達が束でかかったのに、たった一人の敵「サノス」に敗れて全宇宙の生命を半分にされるという衝撃的で絶望的な結末でした。それ以降、どれだけ次の作品に対して胃を痛めながら待っていたことか…
でもね、この間は絶望だけを抱いていたわけじゃないんですよ。
『インフィニティ・ウォー』と今日公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の間には『アントマン&ワスプ』と『キャプテン・マーベル』が公開されてました。
このどちらも、『アントマン』は元々笑える部分の多い作品だったからその続編の『~&ワスプ』もそれに沿った色になっていたし(結末は不安だったけど)、『キャンプテン・マーベル』にいたってはマーベルヒーローの中で最強と言われる女性ヒーロー。実際に作品も『エンドゲーム』に対する希望となってました。
そして今回迎えた『エンドゲーム』。観るまで本当に不安だった。残されたヒーロー達は、消された仲間や人達を戻すべくサノスにリベンジをしようとするんですけど、そもそも圧倒的な強さのサノスに一矢報いることができるのかも不明瞭だったわけで。
どんな結末になったかは一切話す気もありませんが、とにかくMCUの集大成となっていた。全てはこの作品のためにあったんだ。今までのは1本の線でつながっているかんじだったけど、今回のはそれに加えて過去21作と直接も繋がっている感覚。
Aの次はB、Bの次はC…と続いてのエンドゲームでもあるけど、
Aとエンドゲーム、Bとエンドゲーム…という風に全作品と繋がってる。21作品それぞれの続編という感覚。
今までは「あれとこれを観ていればとりあえずOK」と言えたのが、「作品数我慢して全部観て!後悔しないから!」と言いたくなる。
MCUはこの後も夏に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開が控えているし、その後も『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目もあって続いていく。
それでも、『エンドゲーム』ではMCUに一つのピリオドが打たれます。間違いなく映画史に残るシリーズの一つの終わり。
多分何度観てもこの衝撃に慣れることはないと思う。
とにかく凄い作品なんだけど、ネタバレ配慮して言いたいこと言えないからただなんとなくブログ更新してみた。『エンドゲーム』はブログ怠惰を是正させる力があるんだな。